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行動科学

  • P3-32
    徳永弘子 (東京電機大学)
    庄司優 (東京電機大学)
    武川直樹 (東京電機大学)
    本研究は,食事環境としての孤食と共食が,それぞれ食事者の摂食動作にもたらす影響について定量的に分析する.同一協力者による孤食と共食を実験的に行って映像データを収録し,人の視線行動と食事動作を分析した.その結果,孤食環境では食事者の視線や摂食動作に一貫性がないのに比べ,共食環境では食事者の動作は統制されていた.これにより共食環境は,他者とのコミュニケーションを維持しながら食事をするという,社会的振舞いを要請する場である可能性が考えられた.
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