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文法性

  • O1-1
    斎藤幹樹 (京都大学大学院博士課程)
    本研究は、下位構文スキーマの定着度が容認性判断に対して与え得る影響を統計的に評価する事を目的とする。下位構文スキーマは「○○先生」のように、部分的にスロットを有するような言語知識である。重回帰分析を主軸とした分析の結果、母語話者に対する容認性判断実験によって得られた各刺激語の評定値の予測に下位構文スキーマの頻度が有意に寄与していた。この事から本論は下位構文スキーマの定着度が容認性判断に影響している可能性があると結論付ける。
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