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心理統計学

  • P3-16
    藤田元 (上智大学大学院)
    本発表では日本語の多重主格構文を心理統計学の観点から考察する。先行研究に従い多重主格構文を2つのタイプに分類して、それらが実在するかを2つの方法で検証した。第一に2つのタイプの容認度が、名詞の数が多いときに振る舞いが異なるかを調査した。第二に名詞の数が増えた時に文の容認度に変化があるかを調査した。調査の結果、前者の方法では2つのタイプが実在することを示したのに対し、後者の方法では有意な差がみられなかった。
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