9月10日(木)

チュートリアル(T1)17:30-19:00 会場:κ11

ACT-Rでのモデル構築実習

  • 企画:寺尾敦(青山学院大学)

ACT-R ソフトウェア(ACT-R 6.0)によるモデル構築の実習を行う。 近年の ACT-R は、単なるプロダクション・システムではなく、ニューラルネットや認知神経科学の知見を取り込んだ、 統合的認知アーキテクチャである。知覚・運動に関するモジュールが実装され、高次認知のみならず、 知覚・運動のモデル構築が可能になった。fMRI の BOLD 信号を予測する手法が開発され、 複雑な認知モデルの妥当性を fMRI で検証することが可能になった。 ACT-R ソフトウェアでのモデル構築の基礎は、知識の記述と、subsymbolic level でのパラメータ調整である。 本チュートリアルではこれらの点に焦点を当て、より複雑なモデルを構築するための基礎を習得する。