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『認知科学』執筆要領(2020版)

注1)2019年12月31日までに投稿される論文については,旧執筆要領(2013年6月7日版)が適用されます.
注2)本要領は,2020年12月31日までに投稿される論文に対して適用されます.


本要項は,学会誌『認知科学』への投稿論文(研究論文/展望論文/短報論文/資料論文,以下「論文」という)の執筆方法について定めたものである.他の原稿の執筆方法も原則として本要領に準ずる.

1. 記述言語

論文は日本語または英語で執筆する.

2. 用紙と組版

  • 原稿は縦置き横書きとする.
  • 論文は,Microsoft Word または LaTeX を用いて作成する.テンプレートやスタイルファイル等は編集委員会で用意したものを用いる.学会ウェブページ からダウンロード可能である.

3. 分量

研究論文・展望論文・資料論文は,刷り上がり12ページ(24,000字)程度の分量とする(要約,図表,文献,付録等もこれに含める).短報論文は,本文と付録をあわせて 6,000字以内とする(本文には,要約,図表,文献等を含まない).掲載料なしで掲載できる論文のページ数の上限は,刷り上がり16ページである.

4. 匿名性

査読者に対しては著者の氏名や所属を公開しないので,原稿の中では著者を推測できるような記述を極力避ける.

5. 体裁

論文は次の要領で整える.

  • 論文には通しページ番号を付ける.表題ページを第1ページとする.LaTeX で投稿原稿を作成する場合は,出力される第0ページを削除して,第1ページ以降のPDFを作成する.
  • 第1ページには日本語と英語の表題,英文アブストラクト(150語から300語程度),日本語と英語のキーワード(5個程度)を書く.また,論文の種別(研究論文/展望論文/短報論文/資料論文)をページの上部に明記する.
  • 第2ページ以降に,本文,(謝辞,)文献,付録,その他(脚注など)をこの順に並べる.これらの各項目は別のページに置く.
  • 図表は可能なら本文中に埋め込む.
  • 著者が特定されることを防ぐため,次のようにする.
  1. 謝辞に投稿者が推定される内容を記載する場合には,投稿論文には謝辞を記載せず,採録決定後に挿入する。
  2. 投稿者自身の既刊文献を引用する場合は,以下の二つのうち適切な方法を用いる。
    1) "著者は,..." などとせず,"新垣 (1998) は,..." のように投稿者であることを推定できないように記載する。 
    2) 投稿者名を用いず,"著者ら (1998)" と本文で引用し,文献リストでは "著者ら (1998)" のみ掲載する。

6. 一般的注意事項

論文の書き方は以下に従う.以下に明記されていない項目については,“Publication Manual of the American Psychological Association, Sixth Edition” に準拠し,日本語に特有の部分に関しては,日本心理学会『執筆・投稿の手引き(2015年改訂版)』にしたがうこととする.これに合致しない場合,修正を要求したり,編集委員会の判断で修正を行ったりすることがある.

  • 本文は節から構成し,各節には1,2.3,3.4.2 のように番号を付ける.
  • 新仮名遣いと常用漢字を用い,平易な口語体で記す.
  • 日本語の場合,句読点としては全角ピリオド(.)とコンマ(,)を用いる.
  • 字体,添字,特殊な版組の指定,間違えやすい文字や記号,原稿への修正などは,指示内容を朱書して明確にする.
  • 専門用語は原則として日本語で表記し,簡単な説明を付けることが望ましい.
  • 人名は原則として原語で表記する.ただし,広く知られているものには片仮名表記を,非ヨーロッパ系言語の人名には欧文表記または片仮名表記を用いてもよい.
  • 計量単位は原則としてSI単位系に従う.
  • 数式は別行に記すことを基本とし,原則としてすべての別行立ての数式の末尾に通し番号を付ける.本文中に埋め込む場合には,a/b、exp(x/y)、δxt のような記法を用いる.
  • 注はなるべく用いない.やむを得ず使用する場合は,通し番号を付け,本文中の該当箇所にその番号を記す.注釈文は原則として該当ページの下端に配置する.それが困難な場合は,注釈文を原稿の最後にまとめ,番号と本文中での出現ページ番号とともに記す.注は刷り上がりではすべて脚注となる.

7. 図表(写真も含む)

  • 図表には,「図1」,「表2」のように通し番号を付ける.図表とその説明(キャプション)には原則として本文と同じ言語を用いる.
  • 図表は,編集委員会側で必要に応じてトレース,清書する.カラーの図版などについては実費を請求する.
  • 図表は可能なら本文中の該当箇所に埋め込む.
  • 図表を本文中に埋め込むのが困難な場合は,挿入位置を論文中の欄外に指定し,図表は1ページに1個ずつ,挿入指定のあるページ番号を付けて描き,論文の最後にまとめる.
  • 大きさの指定がある場合にはそれを明記する.

8. 文献

本文中で文献を参照する際は,原則として著者の姓(のみ)の後に発表年を西暦で記す.より詳しくは以下の要領による.

  • 文献を本文の一部として読む場合は,「Gibson (1979)によれば ...」のように,発表年だけを括弧に入れる.
  • そうでない場合は「...が提唱されている(佐伯・佐々木,1990)」のように,著者名も括弧に入れ,発表年との間をコンマで区切る.
  • ページ等を明示する場合は,「Haugeland (1987, p. 123)」のように発表年の後に記す.
  • 同一著者の複数文献を一括して参照する場合は,「Simon (1973, 1981)」,「(Simon, 1973, 1981)」のように発表年だけを複数個記す.
  • 同一著者による同一発表年の文献は,「Cohen & Levesque (1990a)」,「Cohen & Levesque (1990b)」,「(Cohen & Levesque, 1990a, 1990b)」のように,発表年の後にa,bなどを付けて区別する.
  • 異なる著者の文献を一組の括弧の中に置く場合,「(安西 他, 1992; Joshi et al., 1981; Minsky, 1975, 1986)」 のように同一著者ごとにまとめて間をセミコロンで区切る.括弧内の著者名はアルファベット順とする.

本文中で参照した文献は本文の後に以下の要領でまとめてリストにする.

  • リストのタイトルは「文献」とする。
  • 文献は,欧文と和文を区別せず,第1著者から著者の姓名のアルファベット順に,同一著者の文献は発表年順に配列する.
  • 本文中で発表年にa,bなどを付けた場合は同じ記号を付ける.
  • 文献番号は付けない.
  • 各文献は,著者の姓名,発表年,表題等の順に記す.
  • 雑誌名や会議名は略記しない.
  • できるだけDOIを含める.

以下に文献リストの項目の例を種類別に示す.(洋書タイトル・洋雑誌名はイタリック,和洋雑誌巻番号もイタリックとする)

ジャーナル等の定期刊行物の中の論文

(英語論文タイトルは冒頭とコロンの後だけ大文字,洋雑誌名はメジャーワードを大文字とする.同一巻中ページ番号が通しになっている雑誌は号を省略する.)

Miller, G. A. (1956). The magical number seven, plus or minus two: Some limits on our capacity for processing information. Psychological Review, 63, 81-97. doi: 10.1037/h0043158
山本 淳一・楠本 千枝子 (2007). 自閉症スペクトラム障害の発達と支援 認知科学, 14, 621-639. doi: 10.11225/jcss.14.621

書籍

(洋書タイトルは冒頭とコロンの後だけ大文字とする.)

Minsky, M. (1986a). Society of mind. New York: Simon and Schuster.(ミンスキー, M. 安西 祐一郎(訳)(1990). 心の社会 産業図書)
佐伯 胖・佐々木 正人(編)(1990). アクティブ・マインド 東京大学出版会

編集書の中の論文

(洋書タイトルは冒頭とコロンの後だけ大文字とする.)

Minsky, M. (1975). A framework for representing knowledge. In P. Winston (Ed.), Psychology of computer vision. New York: McGraw-Hill.(ミンスキー, M. 白井 良明・杉原 厚吉(訳)(1979). 知識を表現するための枠組 コンピュータビジョンの心理 産業図書)
Perrault, C. R. (1990b). An application of default logic to speech act theory. In P. R. Cohen, J. Morgan, & M. E. Pollack (Eds.), Intentions in communication (pp. 161-185). Cambridge, MA: MIT Press.

菅野 和江 (2000). 第2言語獲得から見た言語生得性 今井 むつみ(編著)心の生得性:言語・概念獲得に生得的制約は必要か (pp. 1-20) 共立出版

学会発表・シンポジウム等(会議録・抄録集の中の論文)

Cohen, P. R., & Levesque, H. J. (1985). Speech acts and rationality. Proceedings of the 23rd Annual Meeting of the Association for Computational Linguistics, 49-60.

三浦 慎司・川合 伸幸 (2018). 空間的配置が美術作品の印象評価に及ぼす影響 日本認知科学会第35回大会発表論文集, 551-557.

学会発表・シンポジウム等(会議録・抄録集のない発表)

(発表年の後に月を入れる.英語の場合,大会名ではなく発表タイトルをイタリックにする.)

Liu, S. (2005, May). Defending against business crises with the help of intelligent agent based early warning solutions. Paper presented at the Seventh International Conference on Enterprise Information Systems, Miami, FL. Abstract retrieved from http://www.iceis.org/iceis2005/abstracts_2005.htm

石本 興司 (2019, December). 戯曲から演技を立ち上げる―俳優育成の実践から 日本認知科学会冬のシンポジウム:状況依存性を認知科学でどう扱うか? 東京大学

テクニカルレポート

Rosenschein, S. (1987). Formal theories of knowledge in AI and robotics, Report No. CSLI-87-84. Stanford: Center for the Study of Language and Information, Stanford University.(ローゼンシャイン, S. 斎藤 浩文(訳)(1990). AIとロボット工学における知識の形式理論 現代思想, 6(3), 127-139.)

学位論文

Devins, G. M. (1981). Helplessness, depression, and mood in end stage renal disease. Doctoral dissertation. Montreal: McGill University.

文献リストの例(日本心理学会「執筆・投稿の手びき 2015年改訂版」より)



1996年8月31日 制定
2000年2月7日 4c,4d を修正
2001年2月5日 5d を修正
2001年4月24日 2b,c,4d,5j を修正,4f を追加
2002年4月26日 5k を追加
2004年7月10日 4を改訂
2007年2月4日 本文書のタイトルを「執筆要項」から「執筆要領」に変更,4g,5を追加
2008年5月16日 3を改訂
2009年5月1日 4を改訂
2009年5月26日 4を修正
2010年3月30日 8,9を改訂
2013年6月7日 ページ数上限を修正
2019年10月10日 論文カテゴリーの変更に伴い全面的に改訂

※本要領は,2020年1月1日以降に投稿される論文に適用される.