日本認知科学会2007年冬のシンポジウム | ||||||||||||||||||||||
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タイトル: 科学方法論から生成文法を見る | ||||||||||||||||||||||
趣旨: | ||||||||||||||||||||||
チョムスキーは、脳内に言語を生成するシステムがあると考え、そのシステムについての研究(=生成文法研究)は、自然科学の1つ、すなわち、経験科学として位置づけられると主張してきました。しかし、1つ1つの研究をどのように行っていけば経験科学たりえるのかという具体的な点については、必ずしも衆目の一致するところではなく、個々の研究者がそれぞれ適切だと思っている方法にしたがって研究を進めているのが現状です。その結果、方法論に統一性が欠けており、客観的に見た場合に、生成文法研究の目的や成果が不透明になっていることも多いように思います。 このシンポジウムでは、言語学者2名がそれぞれの用いている方法論を提示し、科学哲学者2名が科学方法論の見地から、どのようにあるべきかということを論じた上で、認知科学の広い視野から、疑問点や批判などを加えてもらいます。忌憚のない意見を戦わせることによって、生成文法研究のあるべき姿を浮かび上がらせることができればと考えています。 |
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プログラム: | ||||||||||||||||||||||
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