認知科学会冬のシンポジウムのご案内

言語学の意味論・語用論においては、談話表示理論、メンタルスペース、状況 意味論、談話管理理論、関連性理論など、談話に関するさまざまな理論が80年 代以降次々と現われ、理論的な展開が進みつつあります。一方、工学において は、昨今の通信技術・インフラの急速な普及に伴って、コミュニケーションへ の関心が高まり、自然言語処理にも新たな方向への進展が見られます。また、 最近国内外で進められている談話コーパスの作成は、談話の研究全般にわたっ て影響を与える動きとして逃せません。本シンポジウムでは、対話・談話研究 におけるこうしたさまざまな動向に対し、認知科学的な広い視野から展望を与 えてみたいと思います。どうぞ奮って御参加下さい。


午前の部では、以下のような2件のチュートリアル講演を予定しております。

午後の部は以下の3つのセッションを設け、サブテーマごとに研究発表と討論 を行ないたいと思います。


連絡先:橋田 浩一(オーガナイザ)・永見 武司
    〒305 つくば市梅園1−1−4
    電子技術総合研究所自然言語研究室内
    E-mail:hashida@etl.go.jp,nagami@etl.go.jp
    FAX:0298-58-5930