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高齢者

  • O3-3
    中田龍三郎 (名古屋大学情報学研究科)
    久保(川合)南海子 (愛知淑徳大学心理学部)
    岡ノ谷一夫 (東京大学総合文化研究科)
    川合伸幸 (名古屋大学情報学研究科)
    赤信号および赤信号に続く黄信号で高齢者の前頭部の脳活動に左優勢の不均衡状態(怒りを構成する要素である接近の動機づけの高まりを示唆)が生じるか検討した。高齢者と若齢者を対象にドライビングシミュレータを操作して赤信号もしくは青信号のある交差点を複数通過させた。続いて黄信号のある交差点を2回通過させた。NIRSにより脳血流量を測定したところ、高齢者では赤信号だけでなく、続く1回目の黄信号で左右前側頭部に左優勢の不均衡状態が生じていた。
  • OS13-2
    田中孝治 (北陸先端科学技術大学院大学知識科学系)
    尹明睿 (北陸先端科学技術大学院大学知識科学系)
    堀雅洋 (関西大学総合情報学部)
    浜崎優子 (佛教大学保健医療技術学部)
    殿山範子 (金沢医科大学看護学部(現 純真学園大学保健医療学部))
    池田満 (北陸先端科学技術大学院大学知識科学系)
    超高齢化社会の日本において,高齢住民はサポート受容者であると同時に,サポート提供者としての役割を担うことを求められる.本研究では, 住民同士が見守りを行うための地図を作る現行のコミュニティ活動と親和性の高い高齢者共助マップ共創システムを開発し,高齢者コミュニティに導入・運用することで,共助意識の啓発支援を目指している.本稿では,現行の紙地図から電子機器への媒体の変化が,参加者のどのような共助意識を明確化したのかについて検討を加える.
  • OS13-3
    田中伸之輔 (筑波大学大学院人間総合科学研究科)
    原田悦子 (筑波大学人間系)
    新奇な人工物の利用をためらう行動である“怖がり”が,加齢に伴い増大し,高齢者の人工物利用困難を招くことが指摘されてきた(田中・原田2015;2017).本研究では,怖がりの発生が人工物の特性によって異なるか否かを検討するため,新たに調理機器2種で怖がりを分析,比較を試みた.その結果,身体的リスクならびに自動性は怖がり発生に寄与せず,先行研究で示されたブラックボックス性,利用目的の複数性こそが怖がり発生に関わっていると示唆された。