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メタ認知

  • P1-29F
    福田将人 (慶応義塾大学)
    諏訪正樹 (慶応義塾大学)
    人間にとって「食」は非常に豊かな「体験」であり、「食体験」は様々なものごと(変数)で彩られている。本研究は第一著者の生活上での体験をもとに、「豊かな食体験」とは如何なるものごとかを一人称研究[4]として探究することである。生活領域の「食における身体性」を探るため、食体験はどのような変数で彩られており、それに留意できた時どのような体感、そして解釈/意味付けが得られるのかを詳細に探究する。
  • P2-30
    清河幸子 (名古屋大学大学院教育発達科学研究科)
    本研究では,評価の対象となる課題への取り組み(試行)が「自分のもの」なのか「他者のもの」なのかといった動作主に関する認識がモニタリングの適切さに及ぼす影響を,洞察課題であるTパズルを用いて検討した.実験参加者に対して1分ごとに「どのくらい解に近づいているか」に関する評価(warmth評定)を求め,自分で課題に取り組みながら評価を行った自己試行評価条件と他者の試行に対する評価を行った他者試行評価条件の間で比較を行った.
  • P2-46
    石川悟 (北星学園大学文学部)
    向社会的行動をとるとき,行動によって自身が得るであろう利益と,同時に生じるコストや不利益とについて考慮する,ある種の葛藤事態に置かれると考えられる.そこで「貸与行動」をとるか否か,そしてその時考慮する内容について質問紙実験で尋ねた結果,「貸与行動」は親密度が高い相手ほど生起しやすいものの,その時には「ケチだと思われたくない」や「罪悪感を感じたくない」といった利己的な理由も考慮されることが示された.