関連するキーワードで検索

ジェスチャー

  • OS06-3
    佐藤由紀 (玉川大学リベラルアーツ学部)
    青山慶 (松蔭大学コミュニケーション文化学部)
    高木優希 (玉川大学リベラルアーツ学部)
    私たちが絵画を観る時,そこに描かれた“面としての配置のもつ不変項”と同時に“画像の面そのものとしての不変項”を観る(Gibson, 1979).時間芸術である演劇において,観客は俳優の身体に二つの面を知覚しているのではないか。俳優の技術とは“自身の身体”と“演じている役柄としての身体”の二重性を引き受け,その二重性を自覚的に操れることなのではないか。本発表では,具体的な創作の現場を対象に上記の理論的背景および仮説の検証を試みる。
  • OS14-5I
    依頼講演
    里麻奈美 (沖縄国際大学)
    本研究はVOS語順を持つタロコ語母語話者とSVO語順を持つ英語母語話者によるジェスチャー実験の比較を通し、(i) 「動作主-対象−動作」という事象認知の普遍性を唱える、これまでのSO言語を対象とした先行研究とは整合しないこと, (ii)動詞先行型のタロコ語話者は事象の動作情報を英語話者よりも早い段階で認知することがわかった。これは、言語が持つ語順や特性がヒトの思考に影響を及ぼしていることを反映している。