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アフォーダンス

  • OS06-3
    佐藤由紀 (玉川大学リベラルアーツ学部)
    青山慶 (松蔭大学コミュニケーション文化学部)
    高木優希 (玉川大学リベラルアーツ学部)
    私たちが絵画を観る時,そこに描かれた“面としての配置のもつ不変項”と同時に“画像の面そのものとしての不変項”を観る(Gibson, 1979).時間芸術である演劇において,観客は俳優の身体に二つの面を知覚しているのではないか。俳優の技術とは“自身の身体”と“演じている役柄としての身体”の二重性を引き受け,その二重性を自覚的に操れることなのではないか。本発表では,具体的な創作の現場を対象に上記の理論的背景および仮説の検証を試みる。
  • P1-21F
    沼口裕太 (慶應義塾大学環境情報学部)
    諏訪正樹 (慶應義塾大学環境情報学部)
    坂井田瑠衣 ( 日本学術振興会/慶應義塾大学環境情報学部)
    本研究は第一筆者がマルチタスクとして複数の品目を作る調理行動を行い、それを対象にマイクロスリップを分析する。 調理行動は作る品目である目的に関して上位行為・下位行為の階層構造にわけることができ、それぞれの継ぎ目で現れるマイクロスリップの数を数えた。 結果として目的の継ぎ目でのマイクロスリップの数が多いことから、マルチタスクではタスク間の替わり目にマイクロスリップが発生しやすいことがわかった。
  • P1-39
    西尾千尋 (東京大学大学院)
    乳児が実際に歩行を学習する環境である家庭で起こる自発的な歩行のサイズを調査するために、2名の乳児について独立歩行開始から3ヶ月間の家庭での歩行を観察した。ひとまとまりの歩行の50%は10歩未満の歩数で構成されていた。また、一度に50歩以上歩くことができるようになっても10歩以下の歩行は継続して観察された。
  • P2-16
    児玉謙太郎 (神奈川大学)
    安田和弘 (早稲田大学)
    園田耕平 (立命館大学)
    本研究では,障害物の高さによる跨ぎ越え動作の変化を検討した.跨ぎ越える際の爪先と障害物との距離のばらつき(変動係数)を先行脚と後続脚について求め,高さを要因とした1要因分散分析を行った結果,それぞれ主効果が有意に認められた.しかし,下位検定の結果,先行脚と後続脚で異なる傾向がみられ,それらの結果は予測と異なるものであった.今後,データの再解釈,及び他の分析指標の導入などによって,生態学的/力学的な観点から障害物回避行動を検証したい.