スケジュール順

[OS08] OS08 情報視覚化の認知理論と応用

9月15日(金) 13:00 - 15:30 会場:102講義室
  • OS08-1I
    依頼講演
    佐藤有理 (University of Brighton)
    下嶋篤 (同志社大学)
    本発表では、情報視覚化の認知研究に関する背景説明を提供する。まず、Shimojima (2015) に基づき、図形表現における認知的に利用可能な特性を紹介する。次に、情報視覚化の認知研究の最近の動向を紹介する。データ可視化グラフィックスにおけるトップダウン的なグローバル認知処理、オントロジーとして記述されるような複雑な抽象情報の視覚化、情報視覚化のデザイン選択のレベル分類などに焦点を当てる。
  • OS08-2
    福岡未紗 (名古屋大学大学院情報学研究科)
    三輪和久 (名古屋大学大学院情報学研究科)
    前東晃礼 (名古屋大学大学院情報学研究科)
    グラフ理解はボトムアップとトップダウンの両処理によって行われる。グラフ理解におけるボトムアップ処理は,画像表象から主要な記号的情報を取り出す「抽出」の段階と,それらの情報と長期記憶内にある知識とを照合する「解釈」の段階に分けられる。さらに,現実場面では,グラフを理解した後に「判断」を下すことが求められる。本研究では,「印象」や「態度」に基づくトップダウン処理が、一連のボトムアップ処理の段階のどこに影響するのかという点について検討する。
  • OS08-3
    竹村亮 (日本大学)
    片桐恭弘 (はこだて未来大学)
    種々の問題形式について、オイラー図を用いたヘテロジニアス推論について検討する。とくに比較のために本システムにおけるオイラー図を使わない推論、すなわち文・論理式のみを用いた自然演繹推論も検討する。これにより、オイラー図を用いたヘテロジニアス推論の特徴を分析する。
  • OS08-4
    片桐恭弘 (公立はこだて未来大学)
    A model is proposed of understanding rhetoric, consisting of operations on conceptual spatial representations: structuring, spatial operation and embedding, and analyses of satirical joke examples are presented.
  • OS08-5
    佐藤有理 (University of Brighton)
    Gem Stapleton (University of Brighton)
    Mateja Jamnik (University of Cambridge)
    Zohreh Shams (University of Cambridge)
    Andrew Blake (University of Brighton)
    オントロジーは概念間の単項の階層関係と二項述語関係からなる。このような複雑な知識を人間が効率的に使用するには、 それはどのように表現されているとよいのだろうか。この研究では、階層関係を集合論的関係として視覚化しそれを拡張した空間的表現(コンセプト図)と、二項述語関係としての意味連携をリンクとして視覚化しそれを拡張したネットワーク表現(SOVA)とを実験的に比較した。無矛盾判定課題において、SOVAを用いた群の成績が優れていた。
  • OS08-6I
    依頼講演
    杉尾武志 (同志社大学文化情報学部)
    図的表現を用いて効果的に判断をおこなうためには,図的表現を構成する要素間の目標に関連した空間関係に対して注意を向ける必要がある.図的表現の理解におけるトップダウンおよびボトムアップ処理についてこれまで多くのモデルが提案されてきたが,両処理の相互作用についてはあまり十分な実験的検討がされてこなかった.この点に関して階層図を用いた視覚認知実験をおこない,図的表現の慣習的知識が視覚的注意の割り当てにどのように影響しているかについて検討した.